台天目(読み)ダイテンモク

デジタル大辞泉 「台天目」の意味・読み・例文・類語

だい‐てんもく【台天目】

台にのせた天目茶碗。また、点茶を客にすすめるのに、天目茶碗を畳にじかに置かないで台にのせて扱う作法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「台天目」の意味・読み・例文・類語

だい‐てんもく【台天目】

〘名〙 台に載せた天目茶碗。また、貴人への儀礼的な茶の湯で、茶碗を畳の上に直接置かないで、台に載せて扱う作法。
※虎明本狂言・附子(室町末‐近世初)「あのだいてんもくのうへへころぶてござる程に、なにがたまりまらせうずるぞ」

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世界大百科事典(旧版)内の台天目の言及

【点前】より

…(b)〈後八ヵ条〉 包帛紗(つつみぶくさ),壺荘,炭所望,花所望,入子点(いりこだて),盆香合,軸荘,大津袋。(2)四ヵ伝 茶通(さつう)箱,唐物,台天目,盆点(ぼんだて)。(3)欄外 和巾点(わきんだて),茶箱点(雪・月・花・卯の花の4課目と他に色紙点,和敬点,千歳(ちとせ)盆などがある)。…

※「台天目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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