台所番(読み)だいどころばん

精選版 日本国語大辞典 「台所番」の意味・読み・例文・類語

だいどころ‐ばん【台所番】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸幕府で、膳所台所、奥膳所台所、表台所の各所に置いた番人。十数人あった。くらやみ番。
    1. [初出の実例]「御台所番〈二十俵二人扶持、頭支〉」(出典:明良帯録(1814)外篇)
  3. 台所の仕事をする当番
    1. [初出の実例]「台所番にあたってゐて」(出典:大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android