台湾旧慣調査報告書(読み)たいわんきゅうかんちょうさほうこくしょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「台湾旧慣調査報告書」の意味・わかりやすい解説

台湾旧慣調査報告書
たいわんきゅうかんちょうさほうこくしょ

日本の統治時代に,台湾旧慣を調査するために設けられた臨時台湾旧慣調査会による報告書。そのおもな報告は『台湾私法』 (1910~11,2巻6冊,付録7巻7冊) ,『清国行政法』 (03~15,6巻7冊) などとしてまとめられ刊行された。また台湾先住民慣習風俗などの調査記録『蕃族調査報告書』 (13~21,7巻7冊) ,『蕃族慣習調査報告書』 (15~22,6巻9冊) なども刊行された。上記いずれも重要文献として高く評価されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android