史臣(読み)シシン

デジタル大辞泉 「史臣」の意味・読み・例文・類語

し‐しん【史臣】

記録をつかさどる官職
「わづかに備忘の―のみ伝はりしものなり」〈胆大小心録

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「史臣」の意味・読み・例文・類語

し‐しん【史臣】

〘名〙 記録のことをつかさどる職。史官
童子問(1707)下「古今史臣、有卓識者寡矣」 〔杜甫‐八哀詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「史臣」の読み・字形・画数・意味

【史臣】ししん

史官。唐・杜甫〔八哀、故(もと)の司徒李公光弼〕詩 直筆臣に在り 將來筐篋(きやうけふ)(謗書)を洗はん

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