司存(読み)しそん

精選版 日本国語大辞典 「司存」の意味・読み・例文・類語

し‐そん【司存】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 役人
    1. [初出の実例]「此年国司等無奉行。毎事闕怠。屡沮成謀。苟曰司存。豈応此」(出典:続日本紀‐延暦七年(788)三月辛亥)
    2. [その他の文献]〔晉書‐桓沖伝〕
  3. 熟知すること。
    1. [初出の実例]「雖諸宗、非司存」(出典:円照上人行状(1302))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「司存」の読み・字形・画数・意味

【司存】しぞん

役人。

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