吉井澄雄(読み)よしいすみお

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「吉井澄雄」の意味・わかりやすい解説

吉井澄雄
よしいすみお

[生]1933.1.24. 東京
舞台照明家。東京学芸大学中退。高校在学中から演劇部で照明にたずさわり,遠山静雄に師事した。 1953年浅利慶太らと劇団四季結成,照明を担当。 61年浅利の日生劇場取締役就任とともに入社し,技術部長,制作部長を歴任。 73年文化庁派遣在外研修員として留学,74年に帰国後フリーとなる。 75年テアトロ演劇賞,79年芸術選奨文部大臣賞受賞。 85年ミラノスカラ座で『蝶々夫人』の照明デザインをしたのをはじめとして,海外での活躍も目立つ。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉井澄雄」の解説

吉井澄雄 よしい-すみお

1933- 昭和後期-平成時代の舞台照明家。
昭和8年1月24日生まれ。昭和25年遠山照明研究所にはいり遠山静雄にまなぶ。29年劇団四季の「アルデール又はせむし聖女」ではじめて照明を担当。ラジオ東京,日生劇場をへて49年からフリー。ミラノのスカラ座,パリ-オペラ座などで国際的に活躍している。東京出身。東京学芸大中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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