吉備津(読み)きびつ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「吉備津」の意味・わかりやすい解説

吉備津
きびつ

岡山市北区の南西部、旧高松町の一集落。古代吉備国のほぼ中央にあり、吉備津神社鳥居前町近世には岡山藩城下での遊廓(ゆうかく)、芝居を禁じたため、ここが遊廓、料理屋、芝居でにぎわった。現在は吉備路風土記の丘県立自然公園の一中心である。国道180号が通じ、JR吉備線吉備津駅がある。

[由比浜省吾]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android