吉川介山(読み)よしかわ かいざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉川介山」の解説

吉川介山 よしかわ-かいざん

1829-1897 江戸後期-明治時代の漢学者
文政12年生まれ。越中富山藩士。江戸で塩谷宕陰(しおのや-とういん)の塾にまなび,藩校広徳館の教官となる。詩文で知られ,俳諧(はいかい)もよくした。維新後は富山県の官吏,師範学校教諭などをつとめた。明治30年9月9日死去。69歳。本姓寺西。名は辰次。通称は与衛。別号に越雲,青州,有海。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android