吉海良作(読み)よしうみ りょうさく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉海良作」の解説

吉海良作 よしうみ-りょうさく

1837-1876 幕末-明治時代の武士,士族
天保(てんぽう)8年生まれ。肥後熊本藩士。国学者林桜園(おうえん)の影響をうける。明治4年応変隊の小河真文らの反政府運動によっておこされた久留米(くるめ)藩難事件に連座。のち反政府不平士族のつくる敬神党の中心人物となる。9年10月の神風連(じんぷうれん)の乱で太田黒伴雄をたすけて熊本鎮台を攻撃中に戦死。40歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android