吉田大肝入文書(読み)よしだおおきもいりもんじよ

日本歴史地名大系 「吉田大肝入文書」の解説

吉田大肝入文書
よしだおおきもいりもんじよ

原本 吉田裕(陸前高田市立図書館寄託)

解説 気仙郡今泉村に居住し、代々大肝入を勤めた吉田家に伝えられる近世古文書・古絵図類の総称文書には御用永留帳・御用定留帳九七冊・諸願例留並御触留など四四件がある。前者は寛延三年から明治元年まで年代順にほぼ完備されており、仙台藩の地方支配を解明する好資料。東北歴史資料館によってマイクロフィルム化されている。

活字本 「吉田大肝入文書」一―五(寛延三年―宝暦五年)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android