吉田石松(読み)よしだ いしまつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田石松」の解説

吉田石松 よしだ-いしまつ

1879-1963 大正-昭和時代の冤罪(えんざい)被害者
明治12年5月10日生まれ。大正2年名古屋での強盗殺人事件の主犯とされ,翌年無期懲役が確定。昭和11年の仮出獄後も再審請求をくりかえし,36年5度目の再審請求がみとめられ,38年無罪になる。50年間無実をうったえつづけ,昭和の巌窟(がんくつ)王とよばれた。昭和38年12月1日死去。84歳。福井県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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