吉田雄翟(読み)よしだ かつかね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田雄翟」の解説

吉田雄翟 よしだ-かつかね

1587-1658 江戸時代前期の庄屋
天正(てんしょう)15年生まれ。松平忠吉家臣小坂雄善(おざか-かつまさ)の長男。慶長7年父雄善が不祥事により清洲城を退去したため,在所の尾張(おわり)(愛知県)丹羽郡前野村にかえる。のち吉田姓を称し父の跡をついで庄屋職をつとめた。祖父前野雄吉(かつよし),その弟長康・勝長の覚え書きなどを編集し「武功夜話」21巻にまとめた。明暦4年2月22日死去。72歳。通称は孫四郎。号は昌斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android