吉良宣経(読み)きらのぶつね

精選版 日本国語大辞典 「吉良宣経」の意味・読み・例文・類語

きら‐のぶつね【吉良宣経】

室町後期の武将土佐弘岡城主源氏。伊予守。四国攻略を計画し、長宗我部元国と対戦。一方、南村梅軒を招いて朱子学を学び、南学を興す。(一五一四‐五一

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉良宣経」の解説

吉良宣経 きら-のぶつね

?-? 戦国時代の武将。
土佐(高知県)吾川郡弘岡の吉良峰(きらがみね)城主。吉良宣忠の子といわれる。「吉良物語」によると,源頼朝の弟希義の子孫で,天文(てんぶん)年間(1532-55)に儒者南村梅軒をまねいて土佐南学の基礎をきずいたというが,確証はない。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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