吉野法師(読み)よしのほうし

精選版 日本国語大辞典 「吉野法師」の意味・読み・例文・類語

よしの‐ほうし ‥ホフシ【吉野法師】

〘名〙 (「よしのぼうし」とも) 大和国(奈良県)吉野郡金峯山(きんぶせん)寺の僧徒金峯山寺が寛平二年(八九〇)頃修験道本山となって以来、次第に僧徒の勢力を増し、京都に大挙して押しかけ、興福寺延暦寺戦い、また朝廷に強訴するなどしたが、吉野南朝を助け足利氏と戦うなど一四世紀頃を最盛期として以後衰えた。吉野の大衆

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android