同形・同型(読み)どうけい

精選版 日本国語大辞典 「同形・同型」の意味・読み・例文・類語

どう‐けい【同形・同型】

〘名〙
かたちが同じであること。性質・様子などが同じであること。
随筆守貞漫稿(1837‐53)一〇「又右に同形にて象牙製笄端より一寸ばかり下て唐花の定紋漆書にしたる両端両面とも四紋ある物」 〔論衡‐物勢〕
結晶学で、同じ結晶構造型をもつ結晶をいう。〔稿本化学語彙(1900)〕
数学で、二つの同種の構造の間の関係の一つ。二つの同種の構造A、Bの間に一対一の対応がつき、それによって両者同一とみなせるとき、AとBとは同形であるという。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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