同形歯性(読み)ドウケイシセイ

デジタル大辞泉 「同形歯性」の意味・読み・例文・類語

どうけい‐しせい【同形歯性】

動物の歯が、すべて同じような形状であること。また、そのような歯を持つ動物の分類イルカなどのハクジラワニなどがこれにあたる。→異形歯性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の同形歯性の言及

【歯】より

…体の大きさの大小にかかわらず,捕食性の強い種類は鋭い歯をもち,性質の穏やかな貝類食などの種類は敷石のようにきちんと配列した,円みをおびた歯をもっていることが多い。このように歯系の全体が同様の形と大きさをもつ歯から成り立っていることを〈同形歯性〉といい,爬虫類に至るまでこの特色が維持される。サメの上あごの歯は,完成後は結合組織で上顎軟骨に結合し,下あごの歯は下顎軟骨に結合する。…

※「同形歯性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android