同類(読み)ドウルイ

デジタル大辞泉 「同類」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「同類」の意味・読み・例文・類語

どう‐るい【同類】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 同じ種類。同じたぐい。等類。
    1. [初出の実例]「かやうに同類ならざれば」(出典:名語記(1275)五)
    2. 「同類の植物をふやさんが為めなり」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉七)
    3. [その他の文献]〔孟子‐告子・上〕
  3. ( ━する ) 同じ仲間となって行動を共にすること。また、その仲間。一族一味。とくに、共犯者をもいう。
    1. [初出の実例]「貞盛は人口の甘きに依り、本意に非ずと雖も暗に同類と為って」(出典:将門記(940頃か))
    2. 「同類(ドウルイ)の岡八と二人にてうまくお由をだまし」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)四)
  4. とうるい(等類)
    1. [初出の実例]「よき発句みな同類をのがれず」(出典:筑波問答(1357‐72頃))

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普及版 字通 「同類」の読み・字形・画数・意味

【同類】どうるい

同じ種類。仲間。清・黄遵憲〔陸軍官学校開校礼~〕詩 同(とも)に亞細亞(あじあ)に在り 昔より封輯(やはら)ぐ~恃(たの)むは各富強ならんことを 乃ち能く相ひ輔弼(ほひつ)せん 同爭(きそ)つて奮せば 外、日に潛(せんとく)せん

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