名丸村（読み）なまるむら

日本歴史地名大系 「名丸村」の解説

名丸村
なまるむら

[現在地名]馬瀬村名丸

井谷（いだに）村の北にある。北部馬瀬川西岸に支村荻原（おぎわら）がある。南東日和田（ひわだ）峠を越える津保（つぼ）街道の峠道（日和田道）は桜洞（さくらぼら）方面（現萩原町）と馬瀬郷を結ぶ主要な道で、人馬の通行が多かった。元禄飛騨国検地反歩帳に村名がみえ、高一一六石余、田四町四反余・畑一三町四反余。日和田山に松の家木山があった（元禄一五年「飛州御林山之改帳」徳川林政史研究所蔵）。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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