名倉誾一郎(読み)なぐら ぎんいちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「名倉誾一郎」の解説

名倉誾一郎 なぐら-ぎんいちろう

1860-1930 明治-昭和時代前期の植物学者。
安政7年1月14日生まれ。京都医学をまなぶ。愛知県水産試験場や県林務課に嘱託としてつとめ,県の植物誌をまとめるために採集,研究をおこなう。のち県の木に指定されるハナノキ自生地を県内に発見。牧野富太郎らと親交があった。昭和5年6月22日死去。71歳。三河(愛知県)出身著作に「愛知県植物志料」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android