名字朝臣(読み)ミョウジアソン

デジタル大辞泉 「名字朝臣」の意味・読み・例文・類語

みょうじ‐あそん〔ミヤウジ‐〕【名字臣】

四位の者について、かばね朝臣の上に名を書くこと。「親房朝臣」の類。

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精選版 日本国語大辞典 「名字朝臣」の意味・読み・例文・類語

みょうじ‐あそんミャウジ‥【名字朝臣】

  1. 〘 名詞 〙 その人の姓(かばね)の上に名を付けて書くこと、または呼ぶこと。道長朝臣や忠利宿禰の類。通常、四位の人に用いられる。なあそん。
    1. [初出の実例]「又名字朝臣は、四位雲客之時如此候。是は人は書之。自らは不書之候」(出典:三内口決(1579頃))

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