名広め(読み)ナビロメ

デジタル大辞泉 「名広め」の意味・読み・例文・類語

な‐びろめ【名広め/名披露目】

商店が開店したときや、芸人が襲名したときに、その名を世間に知らせること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「名広め」の意味・読み・例文・類語

な‐びろめ【名広・名披露目】

  1. 〘 名詞 〙 名を世間に広めること。特に、新しい雅号などを名のる時、芸名などを受け継いだ時などに、関係者を集め宴や会を催してそれを知らせること。また、商人が、新規開店の際に、その屋号店名などを同じようにして世間に知らせること。名びらき。名披露(なびろう)
    1. [初出の実例]「名ひろめは世に武蔵野の秋の月〈立圃〉」(出典:俳諧・小町踊(1665)ちらし)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android