名残の表(読み)ナゴリノオモテ

デジタル大辞泉 「名残の表」の意味・読み・例文・類語

なごり‐の‐おもて【名残の表】

連歌連句を書きつける懐紙最後一折の表。百韻では14句、歌仙では12句を書く。名表

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「名残の表」の意味・読み・例文・類語

なごり【名残】 の 表(おもて)

連歌や俳諧連句を懐紙に書く時の最後の折の表の称。名表(なおもて)
男重宝記(元祿六年)(1693)二「名残(ナコリ)の表(オモテ)十四句裏八句也」

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