吏途(読み)リト

デジタル大辞泉 「吏途」の意味・読み・例文・類語

り‐と【吏途】

官吏として尽くすべき道。また、官吏の職務吏務

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精選版 日本国語大辞典 「吏途」の意味・読み・例文・類語

り‐と【吏途】

  1. 〘 名詞 〙 官吏として尽くすべき本分。また、官吏の事務。古くは、主として国司などの地方官の職務をいう。吏務。
    1. [初出の実例]「故既往任此職者皆是詳通政事、広踏吏途」(出典:日本三代実録‐元慶八年(884)三月二一日)
    2. 「吏途の方にもならはず、武勇の芸にもたづさはらぬことなれば」(出典:神皇正統記(1339‐43)下)
    3. [その他の文献]〔沈佺期‐移禁司刑詩〕

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