吐喇列島(読み)とかられつとう

日本歴史地名大系 「吐喇列島」の解説

喇列島
とかられつとう

屋久島の南西約五〇キロの海上、北緯三〇度・東経一三〇度付近に位置する口之くちの島を北端として北緯二八度五〇分・東経一二九度付近の横当よこあて島を最南の島とする一二の島嶼群をいう。トカラ列島とも記す。南北の距離は一八〇キロに及び、二、三の島を除き列状に位置する。十島としま村に所属。全島新旧の火山島であるが、今でも噴火・噴煙活動を続けているのは諏訪之瀬すわのせ島と中之なかの島のみである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android