向佐野村(読み)むかいざのむら

日本歴史地名大系 「向佐野村」の解説

向佐野村
むかいざのむら

[現在地名]太宰府市向佐野・長浦台ながうらだい一―四丁目・青葉台あおばだい一丁目・同四丁目

吉松よしまつ村の南にあり、東部大佐野おおざの川が北へ流れる。東は通古賀とおのこが村、杉塚すぎづか(現筑紫野市)。村名は迎佐野とも記される(慶長国絵図)。小早川時代の指出前之帳では迎佐野村の田一六町四反余(分米一五九石余)・畠二町六反余(分大豆一六石余)。慶長七年(一六〇二)の検地高は三九六石余(慶長石高帳)。元禄五年(一六九二)には高四〇八石余、家数一六・社一、人数一七八(田圃志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android