向太郎助(読み)むかい たろすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「向太郎助」の解説

向太郎助 むかい-たろすけ

?-? 江戸時代前期の茶人,陶業家。
慶長-寛永(1596-1644)のころの人。豊前(ぶぜん)小倉藩(福岡県)藩主細川忠興(ただおき)につかえた。御用商人ともいわれる。茶事に通じて上野(あがの)焼の世話係をつとめ,風炉,水指などの焼物指導作品は太郎助楽焼とよばれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android