君子の交は淡きこと水の如し(読み)くんしのまじわりはあわきことみずのごとし

精選版 日本国語大辞典 の解説

くんし【君子】 の 交(まじわり・こう)は淡(あわ)きこと水(みず)の如(ごと)

  1. ( 「荘子山木」の「君子之交、淡若水、小人之交、甘若醴君子淡以親、小人甘以絶。彼無故以合者、則無故以離」による ) 君子は人とまじわる場合、じつに淡泊であり、しかもその友情永久にかわることはない。
    1. [初出の実例]「君子のまじはりは、淡(アハシ)ふして水のごとしといひて、近づきになりし時より、さのみ甘くもからくもなく」(出典浮世草子・好色破邪顕正(1687)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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