否運(読み)ひうん

精選版 日本国語大辞典 「否運」の意味・読み・例文・類語

ひ‐うん【否運】

  1. 〘 名詞 〙 運命が開けないこと。ふしあわせ。不運。非運
    1. [初出の実例]「否運に遭ひて志を屈せずして」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉絶交書)
    2. [その他の文献]〔張九齢‐経江寧至玄武湖詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「否運」の読み・字形・画数・意味

【否運】ひうん

厄運。晋・慧遠沙門不敬王者論の序〕悲しい夫(かな)、斯(こ)れ乃ち喪の由る千載の否なり。深く大法の將(まさ)に淪(しづ)まんとするを懼(おそ)る。

字通「否」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android