含状(読み)ふくみじょう

精選版 日本国語大辞典 「含状」の意味・読み・例文・類語

ふくみ‐じょう ‥ジャウ【含状】

〘名〙 心中を訴えるため、思うところをしたためた書状多くは書状を口にふくんで自害するところからいう。幸若「含状」にみられる源義経の含状が有名。
※俳諧・鷹筑波(1638)一「思ひしらせん讒言の意趣 魂ののこるや口にふくみ状〈知元〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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