吹付ける(読み)フキツケル

デジタル大辞泉 「吹付ける」の意味・読み・例文・類語

ふき‐つ・ける【吹(き)付ける】

[動カ下一][文]ふきつ・く[カ下二]
風が強く吹き当たる。「寒風が―・ける」
液体などを吹いて霧状にして付着させる。「スプレー塗料を―・ける」
勢いよく吹いて物に当てる。「風が雨を窓に―・ける」
そそのかす。たきつける。
吹いて火をたきつける。
「処々刈り集めて幽かに火を―・けたれば」〈太平記一四
[類語]吹く吹き上げる吹き下ろす吹き込む吹き抜ける吹き荒れる吹きすさぶ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android