吹曝(読み)ふきさらし

精選版 日本国語大辞典 「吹曝」の意味・読み・例文・類語

ふき‐さらし【吹曝】

  1. 〘 名詞 〙 おおうものがなく、じかに風のあたること。また、その場所ふきはらし。
    1. [初出の実例]「田圃の路の吹晒(フキサラ)しで、すっかり縮み上ってしまった」(出典:歌舞伎・天衣上野初花(河内山)(1881)六幕)

ふきっ‐さらし【吹曝】

  1. 〘 名詞 〙 「ふきさらし(吹曝)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「火の気なしの吹(フ)きっ晒(サラ)しは、素だこぢゃあ滅法こでえるが」(出典:歌舞伎・因幡小僧雨夜噺(1887)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android