呉太素(読み)ごたいそ(英語表記)Wu Tai-su

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「呉太素」の意味・わかりやすい解説

呉太素
ごたいそ
Wu Tai-su

中国,元の文人画家。呉大素とも書く。会稽 (浙江省) の人。字は季章,号は松斎。元末に墨梅を得意とし,2点の現存作品は日本に伝来。『松斎梅譜』の著者としても著名。代表作『雪梅図』 (新潟,貞観園) ,『松梅図』 (山梨大泉寺) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android