告諭(読み)コクユ

デジタル大辞泉 「告諭」の意味・読み・例文・類語

こく‐ゆ【告諭】

[名](スル)言い聞かせること。また、その言葉。「社員告諭する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「告諭」の意味・読み・例文・類語

つげ‐さと・す【告諭】

〘他サ四〙 さとし聞かせる。言い聞かせる。説諭する。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)二「諸子に告諭(ガウユ)(〈注〉ツケサト)して、もろもろ患難をとく」

こく‐ゆ【告諭】

〘名〙 告げさとすこと。言い聞かせること。また、そのことば。諭告
史記抄(1477)一〇「諸方へまわりて告諭して勧進をしたやらう」 〔史記‐高帝本紀〕

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普及版 字通 「告諭」の読み・字形・画数・意味

【告諭】こくゆ

告げさとす。〔史記、高祖紀〕乃ち人をして、秦のと縣の邑を行(めぐ)り、之れにせしむ。秦人大いに喜び、爭うて牛羊酒を持して、軍士に獻す。沛讓りて受けず。

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