周全(読み)しゅうぜん

精選版 日本国語大辞典 「周全」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ぜん シウ‥【周全】

〘名〙 (形動) 物事のすみずみまで及んで完全であること。すべてが整っていること。また、そのさま。
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「もとより周全(シウゼン)なるものならねば、言ひもらしたるも、尽さざるも、極めて多かるべき事なりかし」 〔後漢書‐独行伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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