周岩漿成(読み)しゅうがんしょうせい(英語表記)perimagmatic

岩石学辞典 「周岩漿成」の解説

周岩漿成

(1) 主な貫入岩体から分岐した岩脈に用いる[Abdullaev : 1957].(2) マグマ源に近いところで見られる熱水鉱床に用いる[Bergeat : 1904, Niggli : 1954].(3) 地殻中に独立して,あるいは地殻下のマグマ層と連絡して存在する二次的の局部マグマ溜りに用いる[渡辺編 : 1935].(4) 貫入岩周囲で高温度の条件下で,揮発性成分作用で生成された鉱物に用いる語[渡辺編 : 1935].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android