周延的(読み)しゅうえんてき

精選版 日本国語大辞典 「周延的」の意味・読み・例文・類語

しゅうえん‐てき シウエン‥【周延的】

〘形動〙 伝統的形式論理学で、命題中の名辞が示す集合成員全体について命題が断言する場合の、その名辞の命題に対するさま。たとえば、「人間」の集合成員全体に対して断言する「すべての人間は可死的である」の命題で、「人間」の命題に対するさま。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android