味を占める(読み)アジヲシメル

デジタル大辞泉 「味を占める」の意味・読み・例文・類語

あじ・める

一度うまくいったことからその妙味を知り、暗に次にも同様のことを期待する。「株でもうけて―・める」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「味を占める」の意味・読み・例文・類語

あじ【味】 を=占(し)める[=得(え)る]

一度味わったそのよい味が忘れられないで、次にもそれを期待する。一度うまくいったことを忘れないでいる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
狂言記瓜盗人(1700)「定て夕へのであじをゑて、又今夜も取に参らぬことは有まい」

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