デジタル大辞泉
「呵」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
か‐・する【呵】
〘他サ変〙 か・す 〘他サ変〙
① きびしくしかる。
叱責(しっせき)する。また、
大声を出す。大声でとがめる。
※
今昔(1120頃か)七「一の神有り、〈略〉此の
不信の人を呵して云く」
② 息を吹きかけて温める。息を吹きかけて書く。転じて、「筆を呵する」「健脚を呵する」などの形で、
勢いに任せて書いたり、歩いたりする意に用いる。
※
四河入海(17C前)七「筆の凍たを呵してものをかけば」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報