呼入(読み)よびいれる

精選版 日本国語大辞典 「呼入」の意味・読み・例文・類語

よび‐い・れる【呼入】

〘他ラ下一〙 よびい・る 〘他ラ下二〙
① 声をかけて中へ招き入れる。さそい入れる。
※宇津保(970‐999頃)嵯峨院「『なほこなたに』とて、御ざうしによびいれ奉り給て」
② 嫁として迎え入れる。
※俳諧・西鶴大句数(1677)八「十五日宛七夕のうし 呼入てまたはつかしの花紅葉

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android