呼格(読み)コカク

デジタル大辞泉 「呼格」の意味・読み・例文・類語

こ‐かく【呼格】

vocative caseインド‐ヨーロッパ語にある格の一。呼びかけに用いる形。ギリシャ文法・ラテン文法に由来する用語で、多くの場合、主格同形をとる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「呼格」の意味・読み・例文・類語

こ‐かく【呼格】

〘名〙 (vocative case の訳語) インド‐ヨーロッパ語にある名詞の格の一つ。名詞を呼びかけに用いる場合の語形近代の英仏語などでは主格と同形になった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android