出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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[呼吸と腹圧]
横隔膜が収縮すると,上方に凸のドームが扁平になり,その分だけ胸腔が広がり,胸膜腔内の陰圧が増し,息を吸いこむ(吸気)。また横隔膜が弛緩すると,ドームは再び上方に向けて高まり,胸腔が縮小して息をはき出す(呼気)。われわれが日常行っている呼吸運動には,このような横隔膜の上下運動による横隔膜呼吸(腹式呼吸ともいう)と,肋骨の上下運動による肋骨呼吸(胸式呼吸)とがある。…
…鼻閉が高度となって口から呼吸すると,吸気に与える鼻の空調作用が失われ,咽頭,喉頭,気管などに悪影響を及ぼすことになる。ふつうの室温で鼻腔から吸気に与える水分は1日約430gで,呼気から鼻腔が回収する水分は1日約130gであるから,鼻腔が1日に失う水分は約300gとなる。また鼻腔が吸気に与えた熱の約1/3が呼気で回収される。…
※「呼気」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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