呼申(読み)よびましゃ

精選版 日本国語大辞典 「呼申」の意味・読み・例文・類語

よび‐ましゃ【呼申】

  1. 〘 連語 〙 ( 「呼び申せ」の変化したもの ) 近世遊里で、揚屋女郎起床帰宅を促す時に、唱える声。
    1. [初出の実例]「ささもよき程に飲なし、よびましゃといふ声も更に聞いれず」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android