呼遂(読み)よびとげる

精選版 日本国語大辞典 「呼遂」の意味・読み・例文・類語

よび‐と・げる【呼遂】

〘他ガ下一〙 よびと・ぐ 〘他ガ下二〙 江戸時代遊女一人の客を長く通わせる。多く、遊女が費用を自弁して情人を呼ぶ場合にいう。
洒落本自惚鏡(1789)いろきゃく「そんな情のねい客人とはおもいいせんで、いま迄よびとげ申しいしたが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android