和らぐ(読み)ヤワラグ

デジタル大辞泉 「和らぐ」の意味・読み・例文・類語

やわら・ぐ〔やはらぐ〕【和らぐ】

[動ガ五(四)]
程度のはなはだしかったものがおだやかな状態になる。しずまる。「暑さが―・ぐ」「痛みが―・ぐ」
堅苦しさやとげとげしさがなくなる。なごやかになる。「態度が―・ぐ」「表情が―・ぐ」
やわらかくなる。しなやかになる。
「あかぎれなどには、水がかかればことの外―・いでよいといふ」〈狂言記・皹〉
うちとけてむつまじくなる。
「今、この治まれる御代に随ひ、ともに―・ぎつつ」〈おらが春
[動ガ下二]やわらげる」の文語形
[類語]緩和緩衝融和和らげる和む弛緩間延び

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例