和手(読み)ニコデ

デジタル大辞泉 「和手」の意味・読み・例文・類語

にこ‐で【和手/柔手】

やわらかい手。
「向かつに立てるらが―こそ我が手を取らめ」〈皇極紀・歌謡

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精選版 日本国語大辞典 「和手」の意味・読み・例文・類語

にこ‐で【和手・柔手】

  1. 〘 名詞 〙 やわらかな手。やさしい手。
    1. [初出の実例]「向つ峰に 立てる夫らが 儞古泥(ニコデ)こそ 我が手を取らめ」(出典:日本書紀(720)皇極三年六月・歌謡)

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