和歌八重垣(読み)ワカヤエガキ

デジタル大辞泉 「和歌八重垣」の意味・読み・例文・類語

わかやえがき〔ワカやへがき〕【和歌八重垣】

江戸中期の歌学書。7巻。有賀長伯著。元禄13年(1700)刊。和歌心得・作法・用語などを解説した入門書。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「和歌八重垣」の意味・読み・例文・類語

わかやえがきワカやへがき【和歌八重垣】

  1. 江戸中期の歌学書。七巻。有賀長伯著。元祿一三年(一七〇〇)刊。和歌の入門書で、巻三までは和歌をよむ心得や学び方を記し、巻四以下は歌語いろは順に並べて語釈用法を付しており、辞典風になっていて便利なので、かなり流布した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android