咳払い(読み)セキバライ

デジタル大辞泉 「咳払い」の意味・読み・例文・類語

せき‐ばらい〔‐ばらひ〕【×咳払い】

[名](スル)存在を示そうと、わざと咳をすること。また、その咳。こわづくり。「咳払いして席に着く」
[類語]空咳しわぶき

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精選版 日本国語大辞典 「咳払い」の意味・読み・例文・類語

せき‐ばらい‥ばらひ【咳払】

  1. 〘 名詞 〙 いることを知らせるためや、合図のためにわざと咳をすること。しわぶき。
    1. [初出の実例]「おくびゃうなやつじゃと云て、太刀のつかに手をかけ、こじりをびんびんとはねさして、せきはらいなどして行」(出典:天理本狂言・蟹山伏(室町末‐近世初))

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