冒険(読み)ボウケン

デジタル大辞泉 「冒険」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐けん【冒険】

[名](スル)危険な状態になることを承知の上で、あえて行うこと。成功するかどうか成否が確かでないことを、あえてやってみること。「前途多く冒険が待ち受ける」「冒険してみる価値がある」「冒険者」「冒険心」
[類語]暴挙危ない橋を渡る横車を押す横紙破りアドベンチャーアバンチュール

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精選版 日本国語大辞典 「冒険」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐けん【冒険】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 危険をおかして行なうこと。成否の確実でない事をあえて行なうこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「ユーリッシースが冒険の状」(出典:修辞及華文(1879)〈菊池大麓訳〉通知)
    2. 「そんな冒険な考を出してはいけない」(出典:半日(1909)〈森鴎外〉)
    3. [その他の文献]〔北史‐陳元康伝〕

冒険の補助注記

元来、漢籍では、「(危)険を冒す」の意で、「附音挿図英和字彙」(一八七三)には「Venture 冒険(ムヤミ)」「Adventure 険ヲ冒(ヲカ)ス」「Adventurer 冒険者(ムヤミナヒト)」などと見える。

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普及版 字通 「冒険」の読み・字形・画数・意味

【冒険】ぼう(ばう)けん

危険をおかす。宋・軾〔峡に入る〕詩 を伐りて常に險をし 米を得れども(たん)(大瓶)に盈(み)たず

字通「冒」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「冒険」の解説

冒険

東海テレビ制作、フジテレビ系列放映による日本の昼帯ドラマ。1975年9月~11月放映(全60回)。出演:稲野和子、長門裕之、秋津令子ほか。

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