品薄株(読み)しなうすかぶ

精選版 日本国語大辞典 「品薄株」の意味・読み・例文・類語

しなうす‐かぶ【品薄株】

  1. 〘 名詞 〙 市場に出まわる株数の少ない株。値動きが大きく投機対象になりやすい。〔兜町(1966)〕

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「品薄株」の解説

品薄株

市場で流通している株式数が少ない株式のこと。発行済み株数が多くても、安定株主が多くて浮動株比率が少ない場合、「品薄株」と呼ばれる。売る人が少ないため、市場に流通している株数が極端に少なくなるため、ある程度取引が盛り上がってくると急騰・急落しやすく、値動きが荒くなるという習性がある。通常、出来高がほとんどないため、投資家が売り買いするさい、希望している値段で購入や売却ができないケースがある。流動性リスクが高い株として、敬遠されがちだ。発行体は出来高、値付き率の向上観点からIR(投資家広報)を迫られる。

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