唇亡歯寒(読み)シンボウシカン

デジタル大辞泉 「唇亡歯寒」の意味・読み・例文・類語

しんぼう‐しかん〔シンバウ‐〕【唇亡歯寒】

唇亡びて歯寒し

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唇亡歯寒」の意味・読み・例文・類語

しんぼう‐しかん シンバウ‥【唇亡歯寒】

〘名〙 (唇がなくなれば歯が寒いの意) 互いに助け合う関係にあるものの一方が滅びると、他の一方の存在も危うくなることのたとえ。→唇亡びて歯寒し
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二「仏蘭西王の威勢を見て唇亡歯寒の患を恐れ日耳曼、連国、西班牙、の三国兵を出して和蘭を援け」 〔春秋左伝‐僖公五年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android